KOJ(Koshu of Japan)は、『甲州ワインを世界で認められるワインへ。』をコンセプトに。 2010年から世界のワインマーケットの中心地であるイギリスで、プロモーション活動を行っています。
KOJ(Koshu of Japan)は、日本のワイン生産地である山梨県内のワイン生産者15社と甲州市商工会、
甲府商工会議所、山梨県ワイン酒造協同組合によって2009年7月8日に設立された団体です。
この団体は、日本を代表する「甲州」の品質向上をはかり、世界市場において認知を向上させ、
適切なマーケットプレイスを獲得することを目的として発足されました。
「海外プロモーション」「新製品開発」「広報」の3つの部会が設けられており、EUワイン法に基づく甲州種によるワイン造りを行い、
2010年からは多くのワインが輸入されている英国でのPRを皮切りにEU諸国でのプロモーションを展開する予定です。
KOJでは英国在住でワイン業界の世界的権威である「マスター・オブ・ワイン」の資格を持つリーン・シェリフ氏をコンサルタントとして迎え、
世界市場におけるプロモーション方法へのアドバイスや技術指導を受けながら活動しています。
甲州ブドウは古くはコーカサス地方からシルクロードを経て中国に渡り、奈良時代に日本に渡ってきたとされるブドウ品種です。
果実味と酸味のバランスが良く、山梨の気候風土に適した品種です。
ワインにおいては、甘口ワインから辛口ワインへの転換を期に国内外で評価を高めています。
2004年に、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの醸造に適したヨーロッパ ブドウ(ヴィティス・ヴィニフェラ種)のDNA持つことが明らかになり、
2010年にはワインの国際的審査機関であるOIVに品種登録され、ラベルに「KOSHU」を記載してヨーロッパに輸出することが可能となりました。
瑞々しさとバランスの良い酸味、優しいけれど芯のある味わい。
繊細で微妙な料理の味を消さずに、逆に引き立てる控えめな品の良さを持つ甲州は素材の持ち味を大切にする繊細な和食との相性はバツグンです。