About Koshu Wine Making

栽培と醸造の方法

甲州種は樹勢が強く、コンパクトに仕立てるのが難しいとされていますが、近年では伝統的な棚栽培での仕立て方に加え、垣根仕立て(Vertical Shoot Positioning)への試みが行われております。また、棚栽培においても、日本の伝統的な剪定方法以外に長梢剪定(Long Cordon)も試みられ、収量制限や樹冠管理などの技術が発達しています。葡萄栽培と同様に醸造面でも、海外の専門家の招聘などによって技術が向上し、甲州種の繊細さを存分に引き出した本格的な辛口ワインが定着してきました。

品種と味の特徴

甲州種は伝来してから長い年月をかけて日本の風土になじんだ、病気に強い品種です。栽培面積は480haで、全国の総生産量の95%が山梨県で生産されています。甲州種はヨーロッパ系(Vitis Vinifera)の葡萄品種で、日本国内では古くから生食用として消費されていました。果皮の色はピンクグレーで、皮には厚みがあります。房はやや長く、果実は中くらいの大きさ。香りは爽やかさの中にオリジナリティーのある風味が感じられ、バランスのとれた心地よい酸味が特徴です。