About Koshu History

「甲州」の歴史

甲州種は日本で最も重要な在来種の葡萄です。シルクロードを越えて中央アジアのコーカサス地方より中国へ伝わり、さらに日本へと伝来したのが約1000年前と推測されます。

日本における甲州種の栽培は、内陸性気候で寒暖の差が大きく、長い日照時間、火山灰土壌による水はけの良さなど、葡萄栽培に適した特徴を持つ山梨県で広まり、日本オリジナルの葡萄として根付きました。

日本におけるワイン造りは、1874年に山梨県の甲府に住む人が始めたという記録が残っています。1879年には祝村(現在の山梨県甲州市勝沼町)の人々が醸造所を作って本格的にワイン醸造を始めました。1877年に設立された大日本葡萄酒株式会社では青年2名がフランスへ派遣され、その経験を活かして甲州種を使ったワイン造りを国内で初めて開始。以後、生産者は品質向上に努め、第二次世界大戦後には醸造高が増加しました。現在では山梨県内に約80のワイナリーが存在します。